『フィリピンで病気になったらどうすればよいの?』と不安になっていませんか?
日本とフィリピンの医療システムは異なる部分も多く、フィリピンの薬局に行っても買える薬は日本のものとは異なり、知識がないと症状にあった薬が手に入らないこともあります。
今回の記事では、そんなフィリピンで病気になった時の対処法をお伝えします。
このページの目次
フィリピンで病気になる前に
日本と生活が異なるフィリピンで生活する上で、保険は欠かせません。
仮にフィリピンで新型コロナウイルスに感染して、病院での隔離治療を2週間受けたとすると、安くても30万円で、相場では60〜100万円程かかるケースも耳にします。
日本では国民保険に加入していれば、3割負担ですが、フィリピンの保険「Philhealth」は保険適用されていても、事前に全額支払いを済ませてから、後日保険からお金が帰ってくる仕組みになります。
つまり手持ちにお金がないと、フィリピンでは病院にお世話になることが難しいのです。
フィリピンで軽度の病気はまず薬局へ
フィリピンでは処方箋がなくても、一般的な軽度な病気であれば、薬局で簡単に薬を手に入れることができます。
例えば、フィリピンで微熱や鼻水が出る場合は『BiofulF(バイオフル)』が一般的に使用され、下痢は『 Imodium(イモディウム)』が使用されます。
フィリピンの薬局のキャッシャーまで出向いて、症状を伝える、もしくは必要な薬を伝えると、1錠から購入することができます。
薬局がないフィリピンの田舎で病気になったら
フィリピンの一般的な常備薬であれば、フィリピンのコンビニ的存在であるサリサリストアにも薬が販売されていることもあります。
特にフィリピンの田舎には薬局などが見当たらない場合は、近場のサリサリストアに行ってみるのも良いかもしれません。
フィリピンで重度の病気になったら
薬局の薬でも対処できないような重度の病気にフィリピンでかかったら、早めに医者の診断を受けましょう。
フィリピンは病院の中に各ドクターが場所を借りてクリニックが営業されており、ドクターによって営業している日や営業時間が異なりますので、可能であれば、病院に訪れる前に、自分の症状にあったドクターを見つけて、営業時間に合わせて病院に伺いましょう。
フィリピンの病院の注意点
新型コロナウイルス以降のフィリピンでは、高熱がある場合は、病院の室内に立ち入ることが禁止されており、事前にRT-PCR検査を受けて、陰性であることを証明する必要があります。
つまり、症状が悪化して高熱があっても病院に立ち入ることができませんので、なるべく症状が悪化する前に病院に訪れることをおすすめします。
フィリピンの病院の落とし穴
フィリピンの病院で日本とシステムが大きく異なる点の1つは、輸血が必要な場合など、患者側が輸血用の血を集めなければいけないという事です。
ですので、フィリピンで生き延びるためには、仲間は多く持っておいた方が良いですし、もしもの為に、現地の仲間と連絡取れる手段を持っておく事は非常に大切です。
フィリピンで救急車を呼ぶ場合
もし万が一、フィリピンで大きな怪我をした場合や、怪我人がその場から移動が難しい場合は、救急車を呼びましょう。
フィリピンで救急車を呼ぶ場合は、各病院により救急番号が異なりますので、自分の住む地域の救急を対応する病院の番号を登録しておくと便利です。
フィリピンで病気まとめ
フィリピンで病気になると日本とはシステムが異なる部分があり、驚くことも多くあります。
まずは、常備薬を揃えておくことで、安心してフィリピンで生活が送れます。
もし不安であれば日本から常備薬を持参するのも良いと思います!
24歳から海外移住を始め、フィリピン留学を合計半年、オーストラリアワーキングホリデーを2年経験した後、フィリピンに戻り、他にはない個性的なツアーを案内する旅行会社「セブセレクトツアーズ」を経営。またオウンドメディア「セブセレクトツアーズマガジン」では月間PV8万の人気ブログも運営。海外移住前はTENGAをスポンサーに「女体盛り」や「船上パーティ」など他には無い斬新なパーティを企画・運営を行い、300人以上の集客した経歴有り。フィリピン在住らしい、現地に特化した情報をお届けします!