カラフルな色が特徴!フィリピンの紙幣についてご紹介!

 

フィリピンのお札は日本に比べてカラーバリエーションが豊富で、表面にはフィリピンの歴史上の「偉人」、裏面にはフィリピンの代表的な「動物」「自然」が描かれています。

そんなフィリピンのお札について、それぞれの特徴やデザインを詳しくご紹介します!

 

フィリピンの通貨は?

現在フィリピンの通貨はPESO(ペソ)です。

スペインの植民地時代に作られた通貨のため、南米の「チリ」や「メキシコ」などの元スペイン植民地の国々と同様に「PESO(ペソ)」を通貨として使用しています。

※「PESO(ペソ)」は数字の前にPHPもしくは₱と記載します。

 

フィリピンペソの紙幣は何枚ある?

フィリピンペソ紙幣の種類は、全部で6種類あります。

・20ペソ(約54円) -オレンジ色-
・50ペソ(約135円) -赤色-
・100ペソ(約270円) -紫色-
・200ペソ(約540円) -黄緑色-
・500ペソ(約1,350円) -黄色-
・1000ペソ(約2,700円) -青色-
※2024年5月10日のレートより、1ペソ(2.7円)で計算しています。

フィリピンペソは紙幣の種類ごとに6色のカラーで分かれているためとてもカラフルです。

また日本に比べて紙幣の価格が低い(最高紙幣でも日本円で約2,700円)ことも特徴です。

 

6つの紙幣について詳しく解説!

ここからはそれぞれの紙幣の特徴について解説します。

20ペソ

フィリピンで一般流通している最小額面の紙幣です。

紙幣の表面にはフィリピンの「マヌエル・L・ケソン大統領」が描かれており、裏面には「ハクビシン」と「バナウェの棚田」が描かれています。

 

50ペソ

紙幣の表面にはフィリピン大統領で元下院議長の「セルジオ・オスメニャ」が描かれており、紙幣の裏面には「タール湖」と「ロウニンアジ」が描かれています。

 

100ペソ

フィリピンで最も流通している紙幣の1つです。

紙幣の表面にはフィリピンの「マヌエル・A・ロハス大統領」が描かれており、裏面には マヨン火山とジンベエザメが描かれています。

 

200ペソ

フィリピンで希少価値の高い紙幣の1つです。

紙幣の表面には「ディオスダド・マカパガル大統領」が描かれており、裏面にはボホール島の「チョコレートヒルズ」と「フィリピンメガネザル」が描かれています。

 

500ペソ

紙幣の表面には「ベニグノ・アキノ・ジュニア」上院議員とその妻であるコラソン・アキノ大統領が描かれており、裏面には「プエルト・プリンセサ地底河川国立公園」と「アオウミ」が描かれています。

 

1000ペソ

フィリピンで一般に流通している最大の紙幣です。

紙幣の表面に「ホセ・アバド・サントス」、「ビセンテ・リム」、「ホセファ・リャネス・エスコダ」が描かれており、裏面には 「トゥバタハ礁自然公園」と「南洋真珠」が描かれています。

 

1000ペソ紙幣のデザインが変わった?

 

フィリピン中央銀行より2022年4月に1000ペソ札の新しいデザインが発行され、既にフィリピン国内で流通しています。

また「新シリーズはフィリピンの動植物に焦点を当てる」と発表され、500ペソ紙幣なども将来「動物」のデザインに変わる予定だそうです。

 

新1000ペソ札の表面には絶滅危惧種「フィリピン鷲」が描かれており、裏面には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された「トゥバタハ礁自然公園」と、「トボリ族のトゥナラック織りの模様と南洋真珠」が描かれています。

 

※補足

新1000ペソ札は偽造防止のため「プラスチック製」のお札になっています。

 

まとめ

以上がフィリピン紙幣のご紹介となります。

次回はフィリピンの硬貨について詳しくご紹介致しますので、楽しみにしておいてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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