フィリピンのバナナの特徴とは？種類・収穫地域についてもご紹介！

 

世界中で愛される「バナナ」ですが、特にフィリピン産のバナナはその美味しさと品質の良さで広く知られています。

フィリピンは世界でも有数のバナナ生産国であり、豊かな土壌と適切な気候条件が、高品質なバナナの生産を支えています。

そこでこの記事では、フィリピンのバナナの特徴や種類、収穫が盛んな地域について詳しくご紹介していきます！

 

フィリピンバナナは日本でよく食べられている？

日本に流通するバナナの約８割はフィリピン産で、輸出先としてフィリピン国内で生産されたバナナの４割〜５割を占めています！

 

フィリピンバナナの特徴 

フィリピン産のバナナは、他の地域のバナナとは一線を画す特徴を持っています。

ここではそんなフィリピンバナナの特徴について２つご紹介いたします！

 

１．風味と甘さ 

フィリピンのバナナは、風味と甘さがとても豊かです。

そのため、一度食べると忘れられない味わいを感じられます。

２．栄養価 

フィリピンバナナは栄養価が高く、特にエネルギー源として優れています。

ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富で、健康維持に役立ちます。

フィリピンには日本ではめったに見られないような多種多様なバナナも存在します。そこで以下に代表的な種類４つをご紹介します。 

 

フィリピンバナナの種類

１．キャベンディッシュバナナ (Cavendish Banana) 

最も一般的に消費されているバナナで、世界の流通の50％を占めるもっともポピュラーな品種です。

甘くて柔らかい果肉が特徴で、そのまま食べるのに最適です。 

 

２．ラカタンバナナ (Lakatan Banana) 

フィリピン国内で人気の高いバナナです。

キャベンディッシュバナナより少し小さく、酸味があることからデザートやスムージーに最適です。 

※日本のDOLE（ドール）のバナナはこのラカタン種が使われています。

 

３．セニョリータバナナ (Señorita Banana) 

サイズは7cm〜9cmと小さいものの、非常に甘くて濃厚な味わいが特徴です。

食感がしっかりしており、お菓子やスナックとして人気があります。 

 

４．サババナナ (Saba Banana)

 サババナナは硬く糖分が少ないため、調理用バナナとして広く利用されています。

揚げたり、茹でたり、スープに入れたりと様々な調理法で人気があります。

 

フィリピンバナナの収穫が盛んな地域

フィリピン全土にバナナ生産は広がっていますが、特に収穫の中心地となっている地域２つをご紹介します。

 １．ミンダナオ島 (Mindanao) 

フィリピン南部に位置するミンダナオ島は年間を通して高温多湿のため、バナナ生産の主要地域です。

キャベンディッシュバナナなどを中心に現在、フィリピン国内の約８割の生産を占めています。

 

特にダバオ地方 (Davao Region) は、大規模な栽培地として知られており、ここで生産されたバナナは日本などの国外にも輸出されています。

 

２．ビサヤ諸島 (Visayas) 

国内バナナ生産の約１割〜２割を占めるビサヤ諸島の中でも、セブ島(Cebu) やレイテ島(Leyte) といった地域では、「ラカタンバナナ」や「セニョリータバナナ」の栽培が盛んです。

これらのバナナは、地元市場で人気が高く、新鮮な状態で消費者に届けられています。 

 

まとめ 

以上がフィリピンのバナナの特徴、種類・収穫地域についてのご紹介となります！

フィリピンのバナナは、多様な種類があり、それぞれが異なる用途と魅力を持ってるため、世界中で愛されています。

これからもフィリピンのバナナが世界中の食卓に彩りを添えることを期待しています。