日本とは違う?フィリピンのバレンタインデー事情をご紹介!

 

ここフィリピンでも日本と同じようにバレンタインデー(愛を伝えるための特別な日)は毎年恒例の一大イベントです。

バレンタインデーが近づくとショッピングモールやスーパーマーケットが赤一色になります。

しかし、フィリピンのバレンタインデーは日本のバレンタインデーと祝福の仕方が異なっています。

そこで今回は日本との違いを説明しながら、フィリピンのバレンタインデーとはどんなものなのかご紹介します。

 

バレンタインデー当日は男性が女性にプレゼントを渡す?

 

日本では女性が”チョコレート”を使って、甘いスイーツを手作りして男性に渡す日=バレンタインデーとして知られていますが、ここフィリピンでは男性から女性に花束やプレゼントを渡す日=バレンタインデーとされています。

 

代表的なプレゼント

フィリピン男性がバレンタインデーの日に女性にプレゼントするものをご紹介します。

①赤いバラの花束

バラの花束はプロポーズの定番の品であり、愛の象徴でもあります。

「永遠の愛」の証になるのでフィリピンのバレンタインデーにはとても人気で、多くの男性が花屋に買い求めに行きます。

ちなみにバレンタインデーの日だけバラの値段が2〜3倍に高騰します。

 

②テディーベア

日本だと子供向けのプレゼントとして知られていますが、フィリピンでは大人の女性にもテディーベアをバレンタインデーのプレゼントとして贈ります。

フィリピンのショッピングモールやスーパーマーケットのバレンタインデーコーナーには沢山のテディーベアが置いてあります。

 

③チョコレート

フィリピン人は甘いお菓子が大好きなので、チョコレートはバレンタインデーの定番です。

花束の中にチョコレートを忍ばせるチョコレートフラワーなどが人気があります。

 

④ラブレター

フィリピン女性はラブレターをもらうのがとても好きです。

文章で「Mahal kita (マハル キタ)愛してるよ、Lagi kita iniisip(ラーギ キタ イニイシップ)いつも君のことを考えてる」などとストレートで甘い言葉を選んであげるととても喜びます。

 

フィリピンにはホワイトデーはない?

日本では2月14日=バレンタインデーそして、3月14日=ホワイトデーと決まっており、ホワイトデーの日には「愛を伝えてくれたお礼にプレゼントを返す」文化がありますが、フィリピンには存在しません。

ホワイトデーは日本で生まれた文化で、フィリピンでは愛の告白などにお礼をするという発想自体がありません。

 

バレンタインの日に家族同士でプレゼントする

「ロマンチックな国民性」で知られるフィリピン人達ですが、恋人同士だけでなく、家族とバレンタインデーを過ごす人たちも中にはいます。

家族に感謝の気持ちを伝えるためのメッセージカードや、ちょっとしたプレゼント、またお花を用意するそうです。

最近だと食べ放題レストランに行って、家族みんなで外食するのもバレンタインの人気のある過ごし方だそうです。

 

フィリピンでも義理チョコの文化がある

フィリピンのバレンタインデーは義理チョコ(お世話になった異性や、同性に対して渡すもの。)もあります。

また若い世代の女の子同士だと、日本のようにお菓子などをプレゼントし合ったりもします。

フィリピンではバレンタインデー用にパック詰めされた簡単なプレゼントがたくさん売っています。

コミュニケーションを円滑にするために「義理チョコ」文化はフィリピンでも重要です。

 

まとめ

以上がフィリピンのバレンタインデー事情となります。

最初は日本と異なるフィリピンのバレンタインデー文化に私も衝撃を受けましたが、国が変われば文化も変わるということで、今はフィリピンのバレンタインデー文化を楽しんでいます。

フィリピンで大切な人あるいは恋人ができた際は是非この記事を参考にしてください。

 

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