日本では「歩きながら飲み食いしない!」「お箸で食べ物を刺さない!」「電車やバスの中では携帯電話で話さない!」などの「ルール」や「マナー」がありますが、国が変わればその「ルール」や「マナー」はガラリと変わります。
そこで今回は、フィリピンで気をつけるべき「ルール」や「マナー」について詳しくご紹介します。
このページの目次
フィリピンで気をつけるべき「ルール」や「マナー」6選
ここからは日本にはないフィリピン特有の「ルール」や「マナー」について6つご紹介します。
①チップを支払う
ここフィリピンではレストランやホテルでのサービスに対してチップを支払うことがあります。
毎回必ず払わなくてはならないわけではないですが、接客内容が良い場合にお会計の1割〜2割をウェイターやホテルスタッフなどに余分に渡します。
※注意※
チップの金額については少額すぎる場合は渡さないほうが良いです。
例えば1ペソ(約2.6円)、5ペソ(約13円)、10ペソ(約26円)などを渡してしまうと返って失礼に値します。
なのでチップをあげる場合は最低でも50ペソ(約130円)〜100ペソ(約260円)を最低料金としてください。
他にも、バイクタクシーやヘアサロンなんかでもチップを渡すケースはあります。満足いくサービスが受けられた場合は渡してあげてください!
②歩行者よりも車が優先
フィリピンの交通事情は歩行者よりも車が優先となっています。
なので信号機や横断歩道がほとんどないため歩行者は手を挙げて、車を避けながら道を渡る必要があります。
また渋滞が日常茶飯事のフィリピンではドライバーが目的の場所につくために、隙間を割り込んで危険運転をしたりもします。
なので道路を渡る際には十分注意してください!
③トイレットペーパーを流してはいけない
フィリピンではトイレの配管がとても細く作られている為、トイレットペーパーを流すとつまる原因になります。
トイレットペーパーを使用する場合には便器のすぐそばにゴミ箱がおいてあるので、必ずそちらに捨てるようにしましょう。
※公共のトイレにはトイレットペーパーが備え付けられていない場合もあります。
トイレットペーパー用の販売機がない場合は自分で用意する必要がありますのでこちらも注意が必要です!
④身長を聞かない
フィリピン人達は身長にコンプレックスを持っている人が多いため、むやみに身長を聞いてはいけません。
フィリピン人の男性の平均身長は163.5センチ、女性の平均身長は151.8センチとなっており、日本の男性の平均身長171.5センチ、女性の平均身長157センチに比べて、とても小柄です。
身長が高い人には聞いてもいいそうですが、低い人に聞く場合には空気を読んだり、交友関係を築いてからのほうがいいです。
⑤人前で注意をしない
仕事などでミスをしたとしても、人の前で注意したり怒ったりしないようにしましょう。
フィリピンでは「人をほめて伸ばす」ことが一般的ですので、公の前で注意したり怒ったりすると本人は「プライドを傷つけられた」と思い、トラブルを招いてしまいます!
なのでコミュニケーションを円滑にするため、注意するさいには”誰もいない場所で1対1で相手と話し合いすること”を覚えておいてください!
⑥離婚については聞かない
フィリピンには離婚という制度が存在しません。
代わりに婚姻関係を解消する手続きのアナルメントがあります。アナルメントはキリスト教の価値観が影響しているフィリピン独自の結婚観ですので、むやみに聞かないほうが良いです。
またアナルメントは手続きに数年かかることもある為、制度について保守的に思っているフィリピン人がたくさんいますので、会話に出す際は注意してください!
まとめ
以上がフィリピンで気をつけるべき「ルール」や「マナー」のご紹介となります。
読んでいただいた人の中には驚くべき内容が沢山あったかと思いますが、大切なことですので、フィリピンに来る際には是非覚えておいてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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