オンライン英会話でレッスンを受講されている方は、ほとんどの方がレッスン用のソフトとしてSkype(スカイプ)を使用されていると思います。そして、レッスン受講の前後で予習や復習をされている方も多いと思いますが、いかがですか?
ところで、レッスンを受講した後で復習をやっているという方は、どのような方法で復習をしていますでしょうか?
レッスンで使用したテキストを口に出して読んだり、新しい又は忘れていた単語やフレーズを覚えたり、中にはスクールの復習システムに従ってやっているという方もいらっしゃるかもしれません。
私の場合、1年に数回といった非常に少ない頻度ではありますが、仕事の関係で海外の顧客と直接話をしなければならない事があります。
その為、私自身も時々オンライン英会話スクールのお世話になっています。
このページの目次
海外の顧客からSkypeで打ち合わせしたいとの連絡が!
つい最近の事ですが、海外の顧客から「Skypeを使って話をしたい」というメールを頂きました。
「会話はあまり自信がないのでメールでお願いできないか?」とメールで返信したのですが、「今回は顔を突き合わせて直接話をしたい!」との強いご要望。
「込み入ったお話しであれば通訳を入れましょうか?」とメールを送りましたが、顧客の方としては、私の人間性を見たいのか直接話をすることにこだわっているようでした。
私にとっては非常に大切な顧客の一人だったので、渋々Skypeで打ち合わせを行う事に同意しました。
それからというものは、ビジネス英語のテキストを引っ張り出して、にわか猛勉強!
打ち合わせの日まで数日しかなかったので、あまり準備は出来ませんでしたが、オンライ英会話のレッスンも可能な限り利用させて頂きました。
顧客の言っていることが聞き取れない!!!
いよいよ緊張の打ち合わせ当日!
約束の時間にこちらからSkypeで呼び出しコールを鳴らしました。
Skype自体は回線品質なども全く問題なく、顧客の声や映像も非常にクリアでした。
型通りの挨拶を交わし、いよいよ本題へ。
話の内容を掲載する事は出来ませんが、なにせ相手の言っていることがなかなか理解出来ず、「Pardon?」、「Could you say that again, please?」といったフレーズのオンパレード!
相手の方も徐々に私のレベルが理解出来てきたようで、非常にゆっくりした速度で(私にとってはそれでも早く聞こえましたが)、やさしい単語を使って話してくれていたようです。
その場はやっとの事で乗り越え、「詳細は別途書面にて」という事で終わったのですが、あとで考えても相手が何と言っていたのか思い出せるわけでもなく、「録画でもしておけば良かったな~!」とこの時になって気付きました!
更に、後日送られてきた書面を確認したところ、どうしても再度打ち合わせを行う必要が出てきてしまったのです。
メールのやり取りでも出来ない事もなかったのですが、文面の意図について、どうしても相手の反応を見ながら打ち合わせを行いたかったので、再度Skypeでの打ち合わせを申し入れました。
打ち合わせの内容を録画する!
今回の打ち合わせは、金銭や法律等に関わるところもあるため、分からなかったでは済まされません!
そこで、今回の打ち合わせを録画しておくことにしました。
Skypeを録画するソフトとしてはネット上でもいろいろ紹介されていましたが、私の場合は、以前趣味の動画をYouTubeへアップしていたこともあって、一番使い慣れている「Bandicam」というソフトを使用する事にしました。
Bandicamについて興味のある方は、こちらのBANDICAM公式ページを参考にして下さい。
いよいよ打ち合わせ当日、Bandicamを録画状態にセットして打ち合わせ開始。
今回もこちらの意見を必死で伝え、相手の意見も何度も聞き返しながら理解しようとしましたが、案の定あまり理解出来ず!
但し今回は録画しているので、最悪でもあとでビデオを何度も繰り返し見れば何とか理解出来るだろうくらいの気持ちでした。
録画ビデオを何度繰り返し見ても聞き取れない!
早速録画したビデオを再生し、打ち合わせ時に理解出来なかったところを確認。
打ち合わせの時は緊張していたせいか、その時聞き取れなかった部分も、ビデオで見直すと結構理解出来るんですよね。
なぜ打ち合わせの時には、この部分が理解出来なかったのか?・・・と思うくらいに。
やはり緊張と、仕事としてきちんと理解しなければ、といった勝手にかけたようなプレッシャーなどもあったのだと思います。
ところで、これってオンライン英会話のレッスンにも応用できますよね?
レッスンを録画しておいて、後で何度も見直しながら復習する!
今回のようなこともたまにですがありますし、今後は私自身もっとオンライン英会話を利用して自分のスキルアップをしたいと考えているので、この「レッスンを録画して復習する」を実践してみたいと思っています。
話しをもとに戻して、
顧客との打ち合わせビデオを見ていて、どうしても聞き取れない個所が何カ所も!!!
ヤバイ!
再生速度を遅くしようと思いましたが、標準のソフト「映画&テレビ」では不可!
その他の「RealPlayer」や「Windows Media Player」も再生速度は変えられない!
そうだ! YouTube動画の再生時は速度を変えられるので、YouTubeへアップして再生スピードを半分くらいに遅くすれば聞き取れるだろうと思い、早速YouTubeへアップ。
YouTubeへアップした動画で、再生速度を標準 → 0.5へ変更して再生してみたが、やはり分からず。
更に再生速度を最も遅い0.25まで落としてみましたが、それでも分からず!
聞き取れないのではなく、ハッキリ聞こえているのだが何と発音しているのか分からないのだ!
ここまでくると、何が何だか分からない! どうすれば良いのか?
ベルギー人の友達Fさんへ依頼!
これ以上自分ではどうすることも出来ず、当サイトでも紹介しているベルギー人の友達Fさんに、YouTube動画のURLを連絡し、「何分何秒~何分何秒までの音声を文字で起こしてほしい」と依頼してみました。
ベルギーとの時差を考えて、彼が目覚めてゆっくりしている時間帯を狙ってメールを送ったこともあってか、何と約5分後に返信がありました。
その結果、あれだけ時間をかけてやっても分からなかったところを、すんなり文章にして送ってくれました。
凄い!!! というか、これが当たり前なんですね。
あらためて自分のスキルの低さに悲しくなってしまいました!
しかし、これで一件落着! ありがとう! F く~ん!
リスニングスキルの向上にかなり有効!
今回の事は私自身非常に勉強になり、英会話の必要性を今さらながら痛感させられる出来事となってしまいました。
前述したように、「レッスンを録画しておいて、後で何度も見直しながら復習する!」というやり方は、英会話を学習する上でかなり有効な手段となるのではないかと考え、この記事を作成する事にしました。
録画用のソフトとして「Bandicam」がベストかどうかは分かりませんので、自分でググって最適なものを探していただければと思います。
この記事が何かの参考になれば幸いです。