ますます加速化するグローバル化の中で、十数年ほど前から人気のオンライン英会話スクールは、昨今のコロナ禍の状況も相まってますます人気となっています。インターネット上には数多くの英会話スクールが存在し、様々な講師たちが在籍しています。
出身国や母国語も様々な講師陣の中から、どのような基準で自分に合った講師を探せば良いのか、ここではいくつかの着眼点から講師選びの参考を提案していきます。
このページの目次
講師選びの要素
受講生が講師を選ぶ際には、様々な観点から自分にあった講師を探していきます。
では具体的に、どのような観点を基準に講師を選んでいけば良いのでしょうか?
一般的には以下のような要素が挙げられます。
1. ネイティブか非ネイティブか
オンライン英会話で講師を選ぶ際、多くの人が講師が英語ネイティブかどうかということを気にしています。
しかしこれは一概に、ネイティブの講師がいいということにはなりません。
ネイティブ、非ネイティブ講師ともに特徴があり(もちろん個人差はいずれの場合もあります)、自分にはどちらが適しているのかを見極めることが大切です。
それではネイティブ、非ネイティブそれぞれどのような特徴があるのか、以下に述べていきます。
ネイティブ講師
<発音>
多くの人がネイティブ講師を選ぶ理由として「発音」をあげています。
確かにレッスンで耳から入ってくる講師の発音は、自分の英語の発音のベースとなっていきます。ですから多くの人がきれいな発音で英語を話せるようになりたいと思い、ネイティブ講師を選択します。
しかし一口にネイティブと言っても、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、その他公用語が英語の国々と様々な国の英語が挙げられます。
そしてそれぞれネイティブですが、聞こえてくる英語は想像以上にそれぞれ特徴があります。
身に付けたい、行ってみたい、関わりが多い英語の国出身の講師を選ぶという選択肢もあります。
<文化的背景>
英語に限らずどの言語でも、その言語地域の文化的背景の影響を多分に受けています。
英語独特の言い回しや、コミュニケーションを取る際の独特の感覚など、ネイティブ講師から教わることによって得られるものは、語学スキル以外にも多くあると言えます。
非ネイティブ講師
<言語習得経験>
非ネイティブ講師の最大の特徴として、講師もまた過去に言語を習得した経験があるということです。
つまり今みなさんが辿っている英語学習という道を、すでに一度通ってきた経験があるということです。
これは英語学習者の苦手を理解したり、気持ちに沿う上でとても重要な要素となります。
<価格>
これは正直なところですが、講師が非ネイティブの場合ネイティブ講師に比べて価格が安いということが挙げられます。
言語を習得するためには、何よりも継続することが大切です。
定期的に継続して学習していくためには、レッスンにかかる費用も大変重要な要素になってきます。
手軽に継続できる価格の非ネイティブ講師を選び、経済的負担を減らして学習を継続するという選択肢もあります。
2. 日本語を話せる講師かどうか
講師が日本語を話せるかどうかは、主に英語学習初心者にとって重要となってきます。
どうしても英語で理解できない時などに、日本語で理解を深めていくことが可能となり、初心者にとっては大きな助けになります。
3. 講師の性格
一般的には積極的で明るい性格の講師が好まれています。
これは会話を進めていく上で、積極的に話題をふったり話を盛り上げたりしてくれる講師という意味です。
英語で話をリードしたり会話を盛り上げていくことは、日本人英語学習者にとってとてもハードルが高く、故に積極的で明るく、会話をリードしてくれるような講師が好まれています。
しかしあくまで講師との相性の部分でもあるので、たとえば共通の趣味があるなど会話が進みそうな講師を選ぶという選択肢もあります。
4. 講師歴
キャリアが長く経験豊富な講師は、様々な生徒の様々な弱点について理解が深く、また優れた指導方法を身につけている場合が多いです。
しかしキャリアが浅くても指導力に優れていたり、知識が豊富な講師もいます。
5. 保有資格
資格を保有しているということは、一定以上の英語知識を保証されている講師と言うことです。
また講師自身資格取得に向けて学習した経験があるので、英語学習者に理解が深い講師が多いと言えます。
まとめ
以上人気講師の選び方についてのべてきましたが、結局は学習者と講師の相性が大きいといえます。
相性の良い講師を見つけることは、継続して英語力を伸ばしていく上で非常に重要だと言えます。
いくらプロフィールの情報から相性の良さそうな講師を選んでも、実際レッスンを受けてみたらあまり合わなかったということはよくあります。
まずは様々なスクールが提供している無料体験レッスンを受講し、自分にぴったりの講師を探してみましょう。