『フィリピンの正装はどんな格好が好ましいのでしょうか?』
フィリピンは過去の歴史と文化と共に正装が出来上がり、現在でも催事時や結婚式など、正装が求められる時があります。
そんなシチュエーションの際に、恥にならないように事前にフィリピンの正装を知っておくと良いでしょう!
今回は、そんなフィリピンの正装をご紹介いたします!
このページの目次
フィリピンの正装
フィリピンは年中暑い気候ですが、どの様な正装が一般的に求められるのでしょうか。
日本では白シャツにジャケットを羽織るのが一般的ですが、フィリピンでは、どうやら日本の文化とは異なるようです。
以下では、フィリピンの正装を男性と女性とわけて、ご紹介いたします。
これからフィリピンで正装をする予定の方は必見の内容です!
男性のフィリピンの正装
フィリピンの男性の正装と言えば『バロン・タガログ』です。
2015年のフィリピンでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)で
安倍首相もバロン・タガログを着用していた事もある、フィリピンの一般的な正装です。
一般的なシャツと異なるバロン・タガログの特徴はシャツが透けており、
また基本的にバロン・タガログの上にジャケットは羽織る必要はありません。
素材は、バナナやパイナップルの繊維を使用し、高級なバロン・タガログ程、
細部まで細かい刺繍がされており、量販店などの安いものであれば、
4,000ペソ(約8,000円)程から購入することが出来ます。
女性のフィリピンの正装
フィリピンの女性の正装と言えば『テルノ』が最も有名です。
フィリピンもモダン化が進み、女性の場合はテルノではなく、
一般的なドレスでも問題は無く、テルノはどちらかというと伝統衣装で、近年ではファッショナブルなドレスとして、
オシャレのアイコンとしても着用されています。
テルノの特徴は、肩のラインが強調され、伝統衣装っぽさを感じます。
基本的には、女性の正装の場合、白色がメインとなり、
結婚式に参列する場合は、新婦より目立たない格好が好ましいです。
どんなシーンで正装すべきなのか
フィリピンで正装をすべきシーンは祝い時、結婚式などが挙げられます。
フィリピンでの企業面接などは私服で問題ない会社も多く、正装をしなくても綺麗で襟がある服装であればOKなようです。
気候も暑いフィリピンでは、ジャケットを羽織る必要性はなく、シャツのみでも正装とみなされます。
またネクタイや蝶ネクタイをする文化はフィリピンには、
あまり根付いておらず、正装が求められても、必ず着用しなければいけないわけではありません。
フィリピンの正装の文化と歴史
フィリピンは銃社会であり、常に誰かが銃を所持している可能性があります。
繁華街を歩けば、多くのセキュリティや警察が腰に銃を携帯している姿を日常的に見かけます。
正装を求められる祝いの場などには、参加者が全員、銃などの危険物を所持していないか、明確にする歴史がフィリピンにはあります。
例えば、フィリピンの男性の正装である『バロン・タガログ』はアバカやバナナの繊維で作られており、
シャツの表面はうっすら透けているのが分かります。
この理由としては、シャツの下に銃を隠し持てないようにする為とされており、フィリピンの銃社会が影響しています。
その為、バロン・タガログの上には一般的にジャケットは羽織らないとされています。
フィリピンの正装が購入できる場所
フィリピンの正装を購入したい場合は、大型ショッピングモールに行けば、ほぼ確実に男性と女性用の正装を見つけることが出来ます。
予算も安い物では1万円以下でも購入することが出来ますので、お土産として購入してみるのも良いかも知れません。
フィリピンの正装まとめ
フィリピンの正装について理解できましたか?
上記を参考にし、現地の文化に合わせて正装してみてください。
24歳から海外移住を始め、フィリピン留学を合計半年、オーストラリアワーキングホリデーを2年経験した後、フィリピンに戻り、他にはない個性的なツアーを案内する旅行会社「セブセレクトツアーズ」を経営。またオウンドメディア「セブセレクトツアーズマガジン」では月間PV8万の人気ブログも運営。海外移住前はTENGAをスポンサーに「女体盛り」や「船上パーティ」など他には無い斬新なパーティを企画・運営を行い、300人以上の集客した経歴有り。フィリピン在住らしい、現地に特化した情報をお届けします!