マクドナルドが負けた?フィリピンで人気のファーストフード店Jolibeeとは

 

Jolibee(ジョリビー)は、フィリピン最大のファーストフードチェーン店です。

1953年に起業家のトニー・タン・カクティオンにより創業され、現在はフィリピン国内に約1,200店舗以上あります。

この数は世界最大のファーストフード店McDonald’s(マクドナルド)のフィリピン国内の数と2倍の差があり(McDonald’sの数は約650店舗)、唯一マクドナルドがNo.1シェアを取れなかった国がここフィリピンです。

そこで今回はフィリピン最大のファーストフード店Jolibeeについて詳しくご紹介してまいります。

 

Jolibeeが人気の理由

1.地元の食文化に根ざしたメニュー

ジョリビーのメニューは、フィリピンの食文化を反映したものが多くあります。

特にフィリピン人はご飯が大好きなので、ほぼすべてのセットメニューにライスが付いてくるようになっています。

また、フライドチキンとご飯を組み合わせた「checkin joy」や、甘辛い味付けのスパゲッティ「Spaghetti with Jolly Spaghetti Sauce」、フィリピン風のチャーハン「Chicken Joy with Jolly Spaghetti Sauce and Jolly Crispy Fries」などはフィリピンの人々にとって親しみやすく、家庭料理を彷彿させるため、飽きずに食べることができます。

 

2.親しみやすいキャラクター Mr. Jollibee

ジョリビーのキャラクターMr. Jollibeeは、黄色いハチの形をしたマスコットです。

陽気で親しみやすいキャラクターとして、フィリピンで広く愛されています。

jolibeeの入口や看板に広告塔として飾られているので、観光客はこのMr. Jollibeeと記念撮影することがフィリピンの思い出の1つになります。

現在はJolibee KIDS Partyという子供向けの誕生日イベントも行っています。(webより予約可能)

 

3.リーズナブルな価格

ジョリビーのメニューは、フィリピンの一般的な家庭の収入に合わせた、リーズナブルな価格設定となっています。

定番ハンバーガーメニューのYumburger(ドリンクt・ポテトフライ付き)のセットで112ペソ(約280円)。

いろんな味が楽しめるSuper meals(チキン・ハンバーグ・スパゲティ付き)でもたったの211ペソ(約527円)です。

またJolibeeのドリンクは30ペソ(75円)の追加でトロピカルなパイナップルジュースを呑むことができます。

海外でもjolibeeが食べられる

Jolibeeは国外への出店も積極的におこなっています。

現在はアメリカ、カナダ、中国(香港)、イタリア、グアム、ブルネイ、サウジアラビア、カタール、クウェート、シンガポール、バーレーン、北マリアナ諸島、台湾、UAEなど世界各地に約380店舗が進出しています。

今後日本への進出も予定されており、OFW(海外出稼ぎ労働者)の多い東京が有力地とされています。

ちなみに2027年にはJolibeeの海外売り上げは全体の半分の売上(50%)になると言われています。

ジョリビーのCMがとてもおもしろい

Jollibee StudiosというJolibeeのオフィシャルYoutubeチャンネルがあります。

こちらのチャンネルはJolibeeとの思い出をドラマチックにした物語を3分〜5分のショート動画で見ることができます。

物語の内容は「恋愛・家族愛・友情」などで構成されており、登場人物がそれぞれのストーリーと共にJolibeeを買ったり、食べたりするシーンにとても感動します。

CMプロモーションではとても有名なこのJolibee Studiosを是非チェックしてみてください。

まとめ

以上がフィリピンで人気のファーストフード店Jolibeeのご紹介となります。

Jolibeeは「フィリピンの国民食」とも言われており、老若男女問わず、すべてのフィリピン国民に愛されています。

今後もフィリピンの人々の生活に欠かせないファーストフード店として多くの人々に愛され続けることでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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