相撲中継を見ていると、時々外国人力士へのインタビューを見る事があると思いますが、インタビューを受けている外国人力士が上手に日本語を話しているのって不思議な感じがしませんか?
外国人力士にとって相撲部屋は日本語習得に最高の環境!?
外国に住んでいた人が、いきなり閉鎖的な日本の相撲部屋に放り込まれた場合、完璧な日本語教育を受けているとは思えませんし、それどころか先輩力士からの言葉が全く理解出来ないうちからシゴキを受けているに違いありません。
では、外国人力士はいつ日本語の勉強をしているのでしょうか?
ある程度の勉強はテキストなどを買ってきてやっているのでしょうが、相撲の稽古と同じように少しでも早く日本語を覚えなければ相撲の稽古にもついていけないし、先輩力士の言っていることが分らなければ、それだけで更なるシゴキを受けるかもしれません。
このように外国人力士の場合は、どうやって日本語を勉強するかといったゆうちょうな事を言っている暇などなく、日本語を理解出来なければ相撲の稽古や日常生活自体が正常におくれないという切羽詰った状況があるからではないでしょうか?
高額年俸の大リーガーは日本語を話す必要性がない!
これとは対照的に、助っ人としてアメリカ大リーグからやってきた外国人大リーガーは、数年間日本にいたとしても、インタビューの時などはほとんど通訳を使っていますよね。
そうです!
外国人大リーガーの場合はものすごい年俸をもらっているので、必死に日本語を勉強しなくても、日本語で話す必要がでてきた場合には通訳を雇えばよいだけですから、日本語を勉強しなければならないという必要性についても全く感じていないのではないでしょうか。
日常生活上の環境は英語習得の上で最も重要な要素の一つ!
このように考えると、今自分自身がどうしても英語を話さなければ日常生活にも困ってしまうといったような周りの環境があるのと無いのとでは、英会話を習得する上でかなりの違いが生じてくるという事が言えるのではないでしょうか?