アメリカのテレビドラマを観ていると、時々「ガッチャ!」というセリフを聞く事があると思いますが、これってどんな意味で使われているか知っていますか?
以下は、アメリカの大人気テレビドラマ「プリズンブレイク」の一シーンです。
最後のところでスコフィールドが「ガッチャ!」と言っています。
英語のリスニングの訓練を兼ねて海外ドラマを観ることが良くあるのですが、音としては聞き取れているのに英語字幕を見ても意味が全く分からない???っといった事がよくあります。
今回はその中から「ガッチャ!」についてご紹介します。
「ガッチャ!」を英語の綴りで書くと「Gotcha!」となります。
この「ガッチャ!」という言葉は、
I've got you. (探している人を)見つけた、(相手の言った意味が)分かった
I got it. (相手の言った意味が)分かった
という意味でつかわれます。
日本でも超人気のアメリカドラマ「24 -TWENTY FOUR- 」の中でも、"got it." のようなセリフが頻繁に出てきます。
特に「got you」の部分をアメリカ人が早口でいうと「gotcha」という発音になるようです。
また、インターネット上でのやり取りでも、「got it(分かった)」の意味で「GOTCHA」が使われているそうです。
以下の動画では、ネイティブが使う砕けた英語として「GOTCHA」についても解説されていますので参考にして下さい。
「GOTCHA」については、3:42あたりから。
スパイものの海外ドラマでよく使われる「Copy that」とは?
海外ドラマの中で特にスパイものを観ていると「gotcha」よりもっと頻繁に出てくる言葉として「copy that」という表現をよく耳にします。
最初にこの「copy that」という表現を聞いたときは、無線機を使っている時に相手からの言葉に対して発していた言葉だったこともあって、「コピー」するんだから、相手が言った事を間違いなく理解したという意味で「繰り返します=復唱します」と理解していました。
「了解」という意味でも通じますが、「了解」であれば「Roger」という単語を知っていたので、そのように理解していたのですが、その時観ていたドラマの中で結構頻繁に出てくるので気になってオンライン辞書で調べてみたら、「了解」と訳されていました。
また「Roger」という表現は、元々は無線用語で軍隊や警察で使用されることが多く、スパイもののドラマ中では「Copy that」を、一般的な日常会話では「Got it」を使う人が多いようです。
いずれにしても、どの表現を聞いても「了解、分かった」という意味だという事さえ分かっていれば、いろんな場面を観る事で、どんな場面でどの表現が使われるのかという事が理解出来てくると思いますので、後はいろんな海外ドラマを観る事で、それらの言葉が使われる場面を何度も観ることで、自然にその使い方を理解していきたいと思います。