遅刻は当たり前?フィリピンタイムとは具体的に何なのか

 

フィリピンタイムとは、フィリピンで一般的に用いられている時間の観念を指す言葉です。

具体的には、待ち合わせや約束を守らず、予定通りに進まないことを指しています。

日本人からすると、フィリピンタイムは時間にルーズな態度と映ることが多いかもしれません。

しかし、フィリピン人にとっては、時間に追われることなく、ゆったりとした時間を過ごすことが重要であるという価値観が根底にあると考えられます。

そこで今回は遅刻は当たり前とされるフィリピンタイムとは具体的に何なのかについてご紹介いたします。

フィリピンタイムの原因

フィリピンタイムの原因は、いくつかの要因が考えられます。

1.気候

フィリピンは熱帯地域にあり、気候が温暖で過ごしやすいため、時間に追われる感覚が少ないと考えられます。

暑さは脳の働きを鈍らせ、集中力を低下させるという研究結果もあります。

そのため、暑い気候では、活動的になりにくい、物事をゆっくりと進めようとする、慎重な行動をとるなどの傾向がみられます。

 

2.交通事情

フィリピンの交通事情は、道路が混雑し、渋滞が頻発します。

そのため、予定通りに到着することが難しいという事情もあります

特に通勤・帰宅ラッシュの時は身動きが取れないほどの渋滞に巻き込まれることもある為、「待ち合わせに遅れるのは仕方ない」という概念が生まれるのでしょう。

 

3.文化

フィリピンは、カトリック教が多数派を占める国です。

カトリック教では、時間よりも人間関係を重視する傾向があり、時間に厳密であることは重要視されていません。

またフィリピンは、長い間スペインの植民地支配を受けています。

スペインは、太陽の沈む国として知られていて、時間に対する考え方も比較的緩やかです。

この影響を受けて、フィリピン人も時間に対して寛容な考え方を持つようになったと考えられます。

フィリピンタイムへの対応

フィリピンタイムに慣れない日本人にとっては、待ち合わせや約束でフィリピン人とトラブルになることもあるかもしれません。

以下に、フィリピンタイムへの対応策をいくつかご紹介します。

1.待ち合わせ時間は、フィリピン人よりも30分~1時間早めに設定する

フィリピン人は、待ち合わせ時間に30分〜1時間遅れるのが一般的です。

そのため、待ち合わせ時間は、フィリピン人よりも30分〜1時間早めに設定しておくと安心です。

私も経験がありますが、フィリピン人から「待ち合わせ場所に今向かっている」という連絡が来たとしてもまだ家で準備をしていることが多いので、結局待ち合わせ時間に30分〜1時間遅れます。

なので連絡の内容に左右されない為にも、待ち合わせ時間を早めに設定することをお勧めします。

2.予定に余裕を持たせる

フィリピンタイムのせいで、予定がずれることはよくあります。

そのため、予定に余裕を持たせておけば、多少の遅れや変更にも慌てずに対応することができます。

これは友人と出かけるときだけでなく、仕事についてもそうです。

時間という概念に楽観的なフィリピン人は予定を立てることがとにかく苦手です。

なので、予定に余裕を持たせるように心がけてください。

 

3.フィリピン人の時間観念を理解する

フィリピンタイムは、フィリピン人の文化や価値観に基づいていることを理解しておきましょう。

フィリピン人と接する際には、時間に厳密であることを期待せず、ゆったりとした気持ちで接することが大切です。

相手に「予定に遅れないで欲しい」と時間の観念を押し付けるようなことはしないでください。

必ずフィリピン人との関係性が悪くなります。

 

まとめ

フィリピンタイムは、フィリピンの文化や価値観を表す言葉です。

日本とは異なる時間観念を理解し、適切な対応をすることで、フィリピン人とスムーズなコミュニケーションをとることができます。

今回ご紹介した内容を是非参考にして、フィリピンタイムへの理解を深めてください。

 

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