フィリピンの祝日2025年版を一挙ご紹介!

 

フィリピンは多文化的な背景を持つ国であり、年間を通じて多様な祝日が存在します。

これらの祝日は、国民の歴史や宗教、文化を反映しており、フィリピンの社会に深く根付いています。

この記事では、2025年のフィリピンの祝日を紹介し、その特徴や生活面、観光面で注意すべきポイントについて解説します。

 

2025年のフィリピン祝日一覧

以下は2025年のフィリピンの祝日一覧です。

一般祝祭日(Regular Holidays)

  • 1月1日(水): 元旦(New Year’s Day)
  • 3月31日(月):イード・アル=フィトル(Eid FITR
  • 4月9日(水): 勇者の日(Araw ng Kagitingan)
  • 4月17日(木): 聖木曜日(Maundy Thursday)
  • 4月18日(金): 聖金曜日(Good Friday)
  • 5月1日(木): 労働者の日(Labor Day)
  • 6月12日(木): 独立記念日(Independence Day)
  • 8月25日(月): 英雄の日(National Heroes Day)
  • 11月30日(日): ボニファシオ・デー(Bonifacio Day)
  • 12月25日(木): クリスマス(Christmas Day)
  • 12月30日(火): リザール・デー(Rizal Day)

特別ノンワーキングデー(Special Non-Working Days)

  • 1月29日(水): 旧正月(Chinese Lunar New Year)
  • 4月19日(土): 聖土曜日(Black Saturday)
  • 8月21日(木): ニノイ・アキノ記念日(Ninoy Aquino Day)
  • 10月31日(金): 万聖節イブ(All Saints’ Day Eve)
  • 11月1日(土): 万聖節(All Saints’ Day)
  • 12月8日(月): 聖母マリア祭(Feast of the Immaculate Conception of Mary)
  • 12月24日(水): クリスマスイブ(Christmas Eve)
  • 12月31日(水): 大晦日(Last Day of the Year)

特別(Working)Day

  • 2月25日(火): エドゥサ革命(EDSA People Power Revolution Anniversary)

フィリピンの祝日:2つのカテゴリー

フィリピンの祝日は大きく分けて2つのカテゴリーに分類されます。

「レギュラーホリデー(一般祝祭日)」と「スペシャルノンワーキングデー(特別ノンワーキングデー)」です。

それぞれの祝日には給与体系や労働時間に関して異なる取り決めがあります。

 

一般祝祭日(Regular Holidays)

一般祝祭日は、全国民にとって重要な祝日で、従業員が休む場合には通常の給与が支払われます。

また、もしこの日に勤務した場合、給与は通常の2倍支給されることが一般的です。

これらの祝日はフィリピンの歴史的・文化的な出来事や宗教的な行事に基づいており、国全体で広く尊重されています。

 

特別ノンワーキングデー(Special Non-Working Days)

一方、特別ノンワーキングデーは通常の給与が支払われない「ノーワーク・ノーペイ」の日とされています。

しかし、この日に勤務した場合は、通常の1.3倍の給与が支給されます。特別ノンワーキングデーは、フィリピン特有の宗教的・文化的背景を持つ日が多いです。

 

祝日における生活や観光の注意点

ホーリーウィーク(4月中旬)

フィリピンではホーリーウィークが最も重要な宗教行事の一つとされています。

この期間は、聖木曜日から聖金曜日にかけて、多くの企業が閉まります。スーパーやレストラン、商業施設などが休業することが一般的で、公共交通機関の運行も大幅に減便されます。

ホーリーウィーク中に旅行を予定している場合は、事前に計画を立てておくことが重要です。

 

万聖節(10月31日–11月1日)

万聖節はフィリピンにおいて、家族が集まり故人を偲ぶ重要なイベントです。

この期間には多くのフィリピン人が故郷に帰省し、墓地で一晩を過ごします。

公共交通機関が非常に混雑するため、移動に際しては余裕を持った計画が求められます。

 

クリスマス(12月24日–25日)

フィリピンではクリスマスが一年で最も重要な祝日とされています。

クリスマスイブは家族と過ごし、25日はお祝いの場となります。

この時期、観光地やショッピングモールが非常に混雑しますので、訪れる前に営業状況を確認しておくことをおすすめします。

また、クリスマスシーズンの旅行計画は早めに立てることが良いでしょう。

 

地域ごとの特別な祝日

フィリピンでは、セブ州やセブ市、ラプラプ市などの一部地域に独自の祝日が存在することがあります。

これらの祝日はその地域の歴史や文化に根差しており、観光客にとっても興味深い体験となるでしょう。

2025年の詳細については、各地域のカレンダーを確認しておくと良いでしょう。

 

終わりに

フィリピンの祝日はその文化、歴史、宗教的な背景を反映しており、現地で生活する人々にとっても観光客にとっても重要な情報源です。

事前に祝日を確認することで、旅行の計画やビジネスの調整をスムーズに進めることができます。

フィリピンでの滞在がより充実したものとなるよう、祝日について知っておくことは非常に有益です。

2025年の祝日をしっかり把握し、素晴らしいフィリピンの旅をお楽しみください。

 

 

おすすめの記事