たった6ヶ月でインドネシア語をマスターした元AKB48の仲川遥香さんってどんな人?

仲川遥香

先日テレビ番組の「スッキリ」を観ていた時、「Twitterで影響力がある世界の女性15人」の中で超有名なケイティ・ペリーやジェニファー・ロペスなどが上位でランクインされているなか、ブリトニー・スピアーズやヒラリー・クリントンなどを抑えてなんと7位でただ一人の日本人「仲川遥香」という人がランクインしていたのです。

 

仲川遥香(なかがわ はるか)って誰?

Twitterのフォロワー数自体は他のランクインした人と比べて桁違いに少なかったのですが、リツイートの数やコメントの数などが評価されてのランクインだったようです。

 

ところで皆さんは「仲川遥香」って誰だかご存知ですか?

 

私自身それまで全く知らない名前だったので、その女の子について少しググってみると、元AKB48のメンバーで2012年にインドネシアのジャカルタで活動するJKT48へ移籍した仲川遥香さんという女の子でした。

 

さらにYouTubeで検索してみると、インドネシア語を完璧?に使いこなしている日本人らしき女の子を発見!

 

彼女はインドネシアの多くのテレビ番組やコマーシャルに出演しており、インドネシアでは既に誰もが知る爆発的な人気を誇っている人なのだそうです。

 

以下の動画は、フジテレビの「指原カイワイズ」という番組で放送されたものの一部ですが、インドネシアでの知名度がとても高いことが分かります。

 

仲川遥香さんの経歴

私自身、娘たちがAKBのファンで握手会などへ時々行っていることもあり、神セブン?と言われるような有名どころはある程度知っていたつもりだったのですが、「仲川遥香」という名前は今回初めて知りました。

 

そこで仲川遥香さんの経歴をざっと調べてみたところ、以下のような感じでした。

 

1992年2月10日生まれ 東京都出身。

2006年(14歳):AKB48に3期生として加入。

2012年(20歳):JKT48(インドネシア、ジャカルタ)へ移籍。

2016年12月(24歳):JKT48を卒業するもインドネシアに残って活動することを宣言。

 

当初の日本でのAKB時代は、渡辺麻友や柏木由紀らと同期として活動していましたが、あまりパッとせず、ほとんど目立たない存在だったそうです。

 

ところがインドネシアのJKTへ移籍して1年も経つと、多数のテレビに出演し、現在では20社以上のテレビCMなどに登場するなど、インドネシア国民に幅広く愛される存在にまで成長しているようです。

 

仲川遥香さんのインドネシア語の実力は?

では彼女のインドネシア語の実力がどれほどのものなのか、実際に聞いてみたいと思います。

 

以下の動画は、毎日ゴールデンタイムに生放送でやっている「Ini Talkshow(コメディー的なトークショウ)」にレギュラー主演しているものだそうです。

 

インドネシア語については私も全く分かりませんが、動画を見る限りでは会話は完璧に成立していますし、司会者のギャグなどにもきっちり対応出来ている事が伺えます。凄い!

 

仲川さんがたった6ヶ月でインドネシア語をマスターした方法

それではいよいよ彼女がどのようにしてインドネシア語をマスターする事が出来たのかについてご紹介したいと思います。

 

以下の内容は、彼女の名前で出版されている「ガパパ!」という書籍の中にも書かれているものですが、語学を学習している人にとっては、とても参考になるものだと思います。

 

なお、仲川さんが紹介しているインドネシア語をマスターした方法というのは、あくまでも現地の人とコミュニケーションがとれるようになるためのもので、ビジネスでのやり取りや資格試験などテストの点数をアップさせるための方法は含まれていません。

 

外国語は短期集中で覚える!

まず彼女は中学時代、英語が大の苦手で高校も通信課程だったそうで、最初にインドネシアへ渡った時は、インドネシア語は全く分からなかったそうです。

 

そして「外国語は短期集中で覚える!」というのは彼女がインドネシア語をマスターした際に、実感として思った事のようです。

 

日本の一流大学を卒業した彼女の知人で同時期にインドネシアへ入った人がいたそうですが、半年後に再会した時、仲川さんが現地のインドネシア人とインドネシア語で談笑していたのに比べ、その人は談笑している輪の中へ入る事すら出来ないほどインドネシア語を喋れなかったそうです。

 

なぜたった半年でそれほどの差がついたのか?

 

仲川さんは彼女がインドネシア語を覚える際のポイントとして、

何か新しい単語を覚えたら、その瞬間から徹底的に使い倒す

という事を挙げています。

 

文法的に間違っていようが、意味がちょっと違っていようが全くお構いなしに使っていると、相手が「こういう言い方の方が良いよ」と教えてくれるそうです。

 

なので最初は間違った表現でも、相手から直されながら何度も使っているうちに、正しい使い方が身に付いてくるという事です。

 

何も知らない小さな子供が、少しずつ自然に言葉を覚えていく過程と同じなのかもしれませんね。

 

それに比べて前述した日本の一流大学を卒業した人の場合は、新しい単語を覚える際、辞書でしっかり意味を調べ、文法を正しく理解し、例文を暗記できるまで繰り返し、それからやっと実際の会話で使い始めるといった覚え方をしていたそうです。

 

日本人が英語を学習する過程がまさしくこの方法ではないでしょうか?

 

インドネシアにいる多くの日本人が、この人と同じやり方で学習しているそうです。

 

仲川さん曰く「せっかくインドネシアにいて周りはインドネシア語の先生だらけなのに、一人で勉強するなんてもったいない!」

 

語学を習得するための語学留学という最高の環境を得ているのだから、その環境でしか出来ない事をやらなければ、何のために留学しているのか分かりませんからね!

 

私も仲川さんの意見に大賛成です!

 

仲川さん自身も最初の3ヶ月くらいは、「ハルカのインドネシア語はめちゃくちゃだ」と言われていたそうですが、それでも使い続けていると、みんながたくさん教えてくれたそうです。

 

語学留学する際のおすすめポイント

仲川さんがインドネシア語をマスターした経験から、語学留学をする人に対して二つのおすすめポイントを紹介してくれています。

 

一つ目は「インドネシア語を母国語とする人と一緒に生活する事」

 

できれば一人や二人ではなく大人数の方がベスト。

 

人数が多いほど、常にその中の誰かに相手をしてもらえるからというのが、その理由だそうです。

 

またインドネシア語を教えてくれる学校へ通うのではなく、現地の人が通う学校に行くか、自分の趣味と合うようなサークルを探してそこで話し相手を作った方が良いとの事です。

 

私自身サラリーマン時代の事を考えてみると、海外へ出向して数年間外国へ滞在した経験のある友人の中にも、現地の言葉を日常会話では全く困らない程度にマスターして日本へ帰ってきたものもいれば、ほとんど喋れないままで帰国したといった人もいました。

 

なぜそれほどの違いが出たのか、その友人たちに聞いたことがあったのですが、大きな理由の一つと思われることに、喋れるようになって帰ってきた友人は、現地での住まいは周りに全く日本人がいない環境で、休みの日にもほとんど現地の人と行動していたという事でした。

 

ところがほとんど喋れるようにならないまま帰国した友人の方は、他の日本人スタッフと一緒に住んでおり、休日などもほぼ全て日本人だけで過ごしていたそうです。

 

現地の会社でも言葉の出来るスタッフに通訳してもらいながら仕事をしていたとの事でした。

 

まあ仕事自体は彼としても役目を果していたようなので、会社としては問題ないのでしょうが、せっかく日本では経験できない海外生活を体験できたのに、なんとももったいない話です!

 

また、これは私の学生時代の話ですが、1年間ハワイで語学留学をしてきた私の友人が、日本へ帰国してから話してみると、私の英語レベルの方がはるかに向上していたことを覚えています。

 

ハワイにはその当時から日本人が大勢いたようなので、彼もハワイでの留学生活中は常に日本人とつるんでいたに違いありません!

 

話がそれましたが、仲川さんからの二つ目のおすすめポイントは、「両方の言葉が出来る(通訳することができる)友人が近くにいること」

 

ただこちらの方は、無理な人が多いかもしれませんが・・・。

 

仲川さんによると、いつも通訳してもらう訳ではなく、どうしても通じない時や困った時に両方の言葉が出来る人が近くにいたので、とても助かったという事でした。

 

外国語をマスターするのに辞書も教科書も学校も必要ない

その理由としては、「現地にいる人が最高の教科書であり最高の辞書だから」だそうです。

 

その証拠に彼女が日本から持って行ったインドネシア語の入門書はいまだにほとんど開いたことがないそうです。

 

これについては他のページで紹介しているAK-ENGLISHのAKANEさんも同じような事を言っていたと思いますので参考にしてみて下さい。

 

→(参考)英語力ほぼ0の彼女が1年後に大手英会話スクールの講師になった秘密とは?!

 

仲川さんが実践した具体的な方法!

インドネシア語を覚えるために仲川さんがまずやったことは、とにかくなんでもかんでも「きくこと」だったそうです。

 

但し、「きくこと」には「聞くこと」と「訊く(尋ねる)こと」の二つの意味があるとのこと。

 

「聞くこと」については、JKTメンバーが話している会話を一生懸命に聞く。

 

最初はチンプンカンプンでも毎日2~3時間くらい聞いていると、1週間ほどでインドネシア語のリズムや会話の流れがなんとなく分かるようになった。

 

そして、徐々に良く使われる言葉やフレーズが見えてきた。

 

それからもう一つの「訊くこと」が特に重要!

 

目に入るもの、手に触れたもの、肌で感じたものなどなんでもかんでも徹底的に現地の人に質問した。

 

最初は、「あれは何ですか?」や「これは何ですか?」と質問し、教えてもらった単語をその場で相手に向って何度も言って暗記する。

 

「それはもう教えたでしょ」と言われようが気にせず何回でも質問して教えてもらう。

 

ある程度名詞を覚えてきたら次は動詞。

 

動詞もある程度増えてきたら次は形容詞を聞きまくった。

 

そうしているうちに簡単な文章は自分で作って言えるようになった。

 

初めの1~2か月間はこれの繰り返しだった。

 

少し喋れるようになるまでは、ジェスチャーだったり紙に絵を描きあったりして教わった。

 

この「紙に絵を描く」という方法は、私がヨーロッパ駐在時代どうしても現地のスタッフに通じない時に紙に絵を描いて説明しているとすぐに理解してくれ、そんな時はこういう風に言うんだよと教えてもらった時の事を思い出しました。

 

あなたも相手にどうしても真意が伝わらない時は、ぜひこの「紙に絵を描く」方法を試してみて下さい。

 

日本語に訳さずそのまま覚える

これもよく言われていることですが、仲川さんもこの事が「早く外国語を使いこなせるようになるための最大のコツ」だと言っています。

 

既に社会人となった日本人があらためて英語をマスターしようとすると、たとえ日本語に訳さずに覚えようと思ったとしても、学生時代の習慣から「英語を聞いたら、頭の中で正しい日本語に訳してから理解する」といったサイクルが自動的に回ってしまい、英語を英語のまま覚える(理解する)という事が出来なくなってしまっているのだと思います。

 

仲川さんの場合はインドネシア語という事で、英語と違って予備知識が全くなかったため、彼女自身は全く意識していなかったという事です。

 

周りの人から「どうやってインドネシア語を覚えたの?」と聞かれるようになってから、その事に初めて気が付いたそうです。

 

具体的には、例えば「セパトゥ(靴)」という単語を覚える時は、

「セパトゥは日本語で靴という意味」というふうに覚えるのではなく、

目の前にあるこれがセパトゥなんだ」と思って覚えるといった具合です。

 

また、「セラマパギィ」は日本語で「おはよう」という意味だそうですが、「おはようは、セラマパギィという」というふうには覚えずに、朝、人にあった時は「セラマパギィ」と挨拶するんだというふうに覚えたそうです。

 

つまり彼女がインドネシア語を覚える時は、日本語の意味を考えるのではなく、「この言葉はどんな時に使うのか?」、「この言葉を使うと相手はどんな反応をするのか?」を意識して覚えるという事です。

 

なので、今でも日本語の意味が分からないままに使っているインドネシア語もあるそうです。

 

言葉を間違えるのは外国人の特権!?

特に日本人が英語を話す際は、

 

「文法的に間違った文章を言いたくない!」

「正しい発音が出来ないからなかなか口に出せない!」

 

といった人が多いのではないでしょうか?

 

しかし、日本にいる外国人の事を考えてみて下さい。

 

外国人が少々間違った日本語を喋ったからと言って、あなたはその外国人を軽蔑しますか?

 

外国人だから間違えるのは当たり前だと思えるし、愛嬌さえも感じてしまう事があるのではないでしょうか?

 

それなのに日本人が英語を話そうとすると、文法や発音を気にするあまり、なかなか口から英語が出てこない!

 

これについては、これまでの日本人が英語を学習する過程で自然に身に付いてしまった欠点なのだと思いますが、ここではその事には触れない事にします。

 

とにかく、文法や発音を気にせずにどんどん喋る事が出来る人が、必然的に早く外国語でコミュニケーションをとる事が出来るようになるという事を、仲川さん自身が証明してくれているのですよね!

 

ツイッターなどのSNS利用のススメ!

仲川さんがマスターしたインドネシア語は、会話だけではなく読み書きについてもネイティブとかわらないほどだそうです。

 

読み書きをマスターするにあたっては、大きく役立ったことが二つあるそうです。

 

一つはマネージャーから送られてくるスケジュールのメールが初めから全てインドネシア語だったという事。

 

最初のうちはグーグル翻訳などで一文字ずつ訳して理解していたし、確認のための返信にも一文字ずつ必死で打ち込むという作業を毎日続けた事が読み書きを覚えるのにとても役に立ったそうです。

 

もう一つは、インドネシアへ渡ってから1ヶ月後に始めたツイッターを4年間毎日続けてきた事。

 

しかも、インドネシア人と日本人のどちらの人にも分かるように、毎回同じ内容を両方の言葉で書いていたそうです。

 

ツイートする文字数は1回あたり3行前後ですが、1日5~6回更新していたそうなので、それが4年間ともなると7,000回以上にもなりますから、それらのツイートによって読み書きのスキルがアップしたのは当然の事だと思います。

 

ですので、いま学習している言葉と日本語の両方でSNS等で発信していく事を仲川さんは進めています。

 

当サイト内でも、スマホで利用できる言語交換SNS「HelloTalk」等もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

→(参考)スマホアプリHelloTalkを使った英語学習法

 

まとめ

今回ご紹介した元AKB48、JKT48メンバーである仲川遥香さんの外国語習得法は、当サイトの他のページで紹介しているAK-ENGLISHのAKANEさんの場合と同じように、

 

外国語を覚える際は日本語に訳さずそのまま覚える(理解する)」こと推奨しています。

 

すでに社会人となった日本人が、仲川さんたちと全く同じ方法で英語を習得するのは難しいかもしれませんが、英語以外の初めて接する外国語を学習する際は、出来る限り彼女たちが実践した方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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ガパパ! 〜AKB48でパッとしなかった私が海を渡りインドネシアでもっとも有名な日本人になるまで