フィリピンは日本と同じ、もしくはそれ以上に高いクオリティのビールを飲むことが出来ます。
その殆どがサンミゲル社が発売している商品で、ベースはドイツビールが元となっています。
今回の記事では、そんなフィリピンのビール事情について詳しくご紹介いたします。
このページの目次
フィリピンのビールはサン・ミゲルが9割
フィリピンのスーパーやコンビニに立ち寄ってみると、ビールが気軽に購入できます。
その殆どの商品はサンミゲル社のビールです。
「レッドホース」、「サンミゲルライト」、「サンミゲルピルセン」を筆頭に、フレーバービールや黒ビール、またはウィートビールなど様々なラインナップで購入できます。
最も売り上げているのはレッドホース
フィリピンを拠点とするサンミゲル社のビールのベストセラーは「レッドホース」で、アルコール度数は、驚異の8%とラガービールにしてはとても高く、ビールなのに飲んですぐ酔えることから、所得の低い層に絶大な支持を受けています。
現在は、少しずつサンミゲルピルセンやライトの売上が上がるに連れて、レッドホースの売上は落ち始めています。
根強い人気のサンミゲルピルセン
ビールらしいモルトの味わいをしっかりと感じることの出来るサンミゲルピルセンは個人的にはとても美味しく、日本のビールに負けていない味わいです。
南国発祥のビールらしく、グビグビと飲める軽いボディで、喉が渇いた一杯目に是非、飲みたいビールです。
日本人に人気のあるサンミゲルライト
日本で言う発泡酒ビールに近いサンミゲルライトは、ビルセンよりも更にボディが軽く、まるで水のように飲めてしまう魔法のようなビールです。
苦味も日本のビールと比べて抑えられており、女性でも飲むことができやすいビールです。
そして、何故か日本人留学生に人気が高いビールです。
女子ウケ間違いなしサンミゲルフレーバービール
サンミゲルにはアップルやレモンのフレーバーが入ったビールがあり、女性を中心に人気があります。
少し邪道ですが、フレーバーは、ホップなどから抽出されているのではなく、シロップなどで調整を効かせているように感じます。
しかしながら、味は美味しく、まるでビールではなく、ジュースのようにサラサラと飲めてしまいます。
黒ビールも製造しているサンミゲル
サンミゲルの黒ビール・ネグラは個人的には、フィリピン国内製造の黒ビールで最も安定していて、一番美味しいと思います。
若干、香ばしい醤油の様な、モルトを焦がした深い味わいを感じることが出来ます。
ギネスビールのような窒素の泡は無いものの、十分に美味しい味わいを感じられます。
フィリピンは瓶での提供がメイン
フィリピンのビールは主に瓶での提供が多いです。
最近は、缶も多く出回るようになりました。
フィリピンの瓶は、口元が汚れているので、ビールを飲む前に、ナフキンなどでき綺麗に口元を拭き取ってから、飲むようにしましょう。
生ビールは珍しいフィリピン
フィリピンはドラフトビールのサーバーがあまり流通しておらず、レストランやバーでも缶や瓶での提供がメインです。
日本の居酒屋のようなフワフワのビールは、フィリピンでは見かけることがありません。
フィリピンのビールはドイツビールが原型
フィリピンのサン・ミゲル立ち上げの際にヘッドブルワーに就任したのはドイツ出身のブルワーで、今出回っているサンミゲルビールの成り立ちはドイツビールのレシピが基本となっています。
フィリピンのクラフトビールも盛り上がっている
最近ではバーや会員制スーパーなどにも国内のクラフトビールが充実するようになりました。
ラガービールだけではなく、ペールエールやIPAなど様々なビールが飲めるようになりました。
見かけたら飲んでみてください。
フィリピンのビールまとめ
フィリピンのビールは日本のビールに負けずと美味しい味わいを楽しめます。
特に苦味が抑えられて、ボディが軽いので、ビールが初めての初心者にもおすすめできます。
是非、フィリピンに来た際はローカルのビールを飲んでみてください。
24歳から海外移住を始め、フィリピン留学を合計半年、オーストラリアワーキングホリデーを2年経験した後、フィリピンに戻り、他にはない個性的なツアーを案内する旅行会社「セブセレクトツアーズ」を経営。またオウンドメディア「セブセレクトツアーズマガジン」では月間PV8万の人気ブログも運営。海外移住前はTENGAをスポンサーに「女体盛り」や「船上パーティ」など他には無い斬新なパーティを企画・運営を行い、300人以上の集客した経歴有り。フィリピン在住らしい、現地に特化した情報をお届けします!