日本から比較的、距離が近く、時差も少なく、また英語が通じるということで、近年ではフィリピンに海外移住を試みる方も少なくないようです。
フィリピンの移住に伴い、メリットもありますが、残念ながら「デメリット」も存在します。
今回は、そんなフィリピンの移住に関するデメリットをまとめてご紹介致します。
このページの目次
そもそもフィリピンに移住できるのか
日本から飛行機で4時間少しのフィリピンは、日本と同じく島国で、公用語は英語が話され、海外移住者も多くいる土地です。
昔ながらの名残で、中華系移民も多く、フィリピンで有名なジョリビーの創設者であるトニー・タン氏も過去に、中国からフィリピンに移住して大成功した方です。
現在でも日本からフィリピンに移住は可能であり、フィリピンに3年以上長期的に住むのであれば、観光ビザ以外のビザの取得が必須となります。
フィリピンに移住するデメリット
では、ここからが本題です。
フィリピンに移住するデメリットをまとめて以下でご紹介致します。
これから、フィリピンに移住を検討している方は、事前に知っておくとよいでしょう。
フィリピン移住は「綺麗好き」には難しい
残念ながら、日本のように街中にゴミが落ちていない景色は、フィリピンではあまり期待できないでしょう。
フィリピンの根本的な教育やリテラシーの低さから、ポイ捨てや立ちションは日常的に行われており、特に所得の低い層が多いエリアはゴミが目立ちます。
街が汚いのは、フィリピンのデメリットの一面と言えるでしょう。
フィリピン移住は「根気が大切」
フィリピンはとにかく待ち時間が長い!と頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
日常的にも渋滞が多く、特に首都のマニラ、セブ、ダバオでも渋滞が日常的に起きて、日々の移動に苦労します。
またスーパーマーケットのレジも長蛇の列で、ひたすら待つ作業が多いです。
他にもフィリピン行政にお願いする書類なども、手間と時間が掛かり、フィリピン移住には根気が大切となります。
待ち時間が多いことは、フィリピンのデメリットとなります。
フィリピン移住は「あまり安くない」
フィリピンには大きく分けて2つの層が存在します、所得の高い層と低い層です。
日本の世間一般で言われる「フィリピンって物価安いよね〜」と思われるのは、フィリピンの所得の低い層の一般的な生活費を指します。
例えば、ジプニーで移動する際は20円から、また大衆食堂のカリンデリアでは100円からご飯を食べれます。
しかしながら、フィリピンの排気ガスが多い環境と、脂っこい料理が多いこともあり、フィリピンの所得の低い方と同じ生活を、日本で育った日本人が長期に行うには、なかなかのストレスが人によっては掛かります。
最近では、フィリピンでラーメンを食べると一杯千円したり、一回の食事で三千円支払うなんてこともあり、フィリピンの物価は全てが安いわけではありません。
実際に住んでみると分かると思いますが、フィリピンの物価は想像したより安くないことはデメリットと言えるでしょう。
フィリピン移住は「医者に気軽に行けない」
日本では患者の3割負担が一般的ですが、フィリピンには日本と同じ様な手厚い保険があるわけではありません。
風邪を引いても、気軽には病院には行けず、薬局で市販の風邪薬を購入して治します。
衝撃的な事実としては、フィリピンで出血多量で輸血が必要な場合、病院では血液を常に常備していないので、同じ血液型の人を探して、輸血に必要な血液を集めなければ、手術が出来ません。
上記を考えると、健康に問題がある方は、なかなかフィリピンへの移住は気軽に出来ません。
フィリピンに移住するデメリットまとめ
フィリピンの移住は意外とデメリットも多く存在します。
デメリット以上に、メリットがあれば、フィリピンに移住するのはありだと思います。
何事も光と闇の部分があるので、フィリピンが好き!という気持ちがあれば、上記で紹介したデメリットがあっても移住する価値は十分にあると思います!
24歳から海外移住を始め、フィリピン留学を合計半年、オーストラリアワーキングホリデーを2年経験した後、フィリピンに戻り、他にはない個性的なツアーを案内する旅行会社「セブセレクトツアーズ」を経営。またオウンドメディア「セブセレクトツアーズマガジン」では月間PV8万の人気ブログも運営。海外移住前はTENGAをスポンサーに「女体盛り」や「船上パーティ」など他には無い斬新なパーティを企画・運営を行い、300人以上の集客した経歴有り。フィリピン在住らしい、現地に特化した情報をお届けします!