フィリピンでのハローウィンの過ごし方

 

台風のたびに大雨に見舞われて、パンツを買い足そうか迷う主婦PONです。

フィリピンの台風は、日本と同じように夏の終わりにたくさんきます。

 

フィリピンの近くで発生した低気圧が、徐々に日本に向かっていく中で少しずつ、海からたくさんの水を吸い上げて、台風になるわけです。

 

フィリピン沖で大気圧は、フィリピンにたくさんの雨を降らせて、なくなってしまうことがあるので、日本で台風と報道される以上に発生しています。

 

風こそないものの雨が続いて、蒸し暑くなるのが特徴です。大体この時にフィリピン人は、長袖を着るんですが、それでも気温は25度そこそこ。

日本人にとっては、何が寒いの?って感じですね。

 

フィリピンのハロウィン

 そんな10月の終わりにやってくるのが、『ハロウィン』です。

今回はフィリピン人のハロウィンの過ごし方をお伝えしたいと思います。

ハロウィンといえば、仮装ですよね!

フィリピンでは、子供たちが仮装したりしますが、基本的に大人は、しません。なんなんら、日本よりグッズは少ないです。

 

9月1日より始まる、クリスマスの準備にお金をかける分ハロウィンにお金はかけない感じですね。

 

会社では、ハロウィンパーティーがあるところは仮装してパーティーをしますが、基本的には、ハロウィンは、日本のお盆やお彼岸のイメージです。

お墓参りをして、ご馳走やその年に亡くなった初盆の家族の好物などを用意します。

 

31日にご馳走を準備します。

11月1日夜に親戚などが集まって、宴会が始まります。

面白いのが、地域によっては近所の家を回ってご馳走を食べあう習慣があります。テーブルに並べられたご馳走を親族で囲み、先祖を弔います。

 

「プト」

まるで、日本のお盆のようですね。

セブを代表するココナッツワインのトバ、プトと呼ばれるココナッツミルクと餅米を蒸したおやつ、

プトは、色とりどりの色がついていて可愛いです。

味も作る人によるらしいですが、生姜の味がしたりチーズ味があったりとチーズ大好きなフィリピン人らしい味付けですね。

 

 「ビビンカ」

 

ビビンカこれも、ココナッツと米粉を混ぜたものをバナナの葉に包んで、焼くフィリピンのケーキです。

私には、ビビンカもプトももちもちとした蒸しパン?のような感じでした。

ビビンカは、ほんのりと甘くココナッツの香りがバナナの葉の香りとベストマッチ。

食感が一緒のような感じなんですが・・・フィリピン人に言わせると全く違う食べ物なんだそうです。

何より味が違うでしょ?って言うんですが、材料がほぼ一緒ですね。笑

 

写真はビビンカ屋台です。

セブから、北にいったCatmonという田舎では、大通り沿いで、ビビンカを売るお店が並んでいる所があります。

ココナッツの皮を被せて、炭火で蒸すように焼きます。一帯に美味しそうな香りが漂います。

 

家族をとても大事にするフィリピンの人にとったら、ハロウィンは、とっても大事なイベント。

家のおばあちゃんやお母さん、それに子どもたちがご飯を作って、街に働きに出ている若者たちを迎えています。

普段は、家族と離れて寂しい思いをしている若者たちが田舎に帰って笑顔で食卓を囲む。

家族と先祖や亡くなった人のことを思い食事をする。そんな温かい行事です。

 

日本のお盆のようですが、核家族化が進む日本では珍しい家族の景色となっているのではないでしょうか?

この時期には、私もお彼岸のおはぎのような気持ちで、ビビンカを用意しています。

 

フィリピンのハロウィンまとめ

こういったお菓子は、モールの中にある通路沿いの小さなお店で売られたりしています。

実は、いつでも買えちゃうんですけどね。

もし、セブの地方の方へ旅行に出る場合は、道路沿いのお店に注目してください。

止まって買っている人がいます。

また、バスで出かける場合は、停車しているバスに売りに来るおばちゃんなどがいますので、注目してみてください。

 

 

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