
2023年現在、全世界で30億人以上がFacebookを利用しています。
フィリピンは、世界で最もFacebookの利用率が高い国の一つです。
2023年のデータによると、フィリピンのFacebook利用率は90%(約8400万人)にも上ります。
これは、世界平均の62.5%を大きく上回る数字で、日本に比べて利用者数は3倍にも上ります。
そこで今回はFacebookがフィリピンで人気の理由をご紹介します。
このページの目次
フィリピンでFacebookが使われる理由4選
①情報収集
フィリピンでは、インターネットの普及率がまだまだ低いため、Facebookは情報収集の重要な手段として使われています。
Facebookではニュースや天気予報、交通情報などのさまざまな情報を手に入れることができます。
また、Facebookを介してビジネスや政治に関する情報も発信されています。
私は現在、フィリピンに住んでいるのですが、「フィリピン人達は、ほぼ全ての情報をFacebookから取ってきているんではないか...?」と思うぐらい、常にFacebookを利用している印象です。
②プロフィール情報が細かく設定できる
Twitter(X)やinstagramまたtiktockなどと違ってFacebookは、よりステイタス情報を細かく設定できます。
日本だと匿名で利用するアカウントの割合は非常に多いですが、フィリピンで匿名で利用している人は一部を除いて存在しません。
基本的に実名でSNSを利用する人が95%以上です。
なので住んでいる地域、出身校や仕事先など細かいところまでプロフィールに設定できるFacebookはとても人気があります。
③ Facebookの連絡ツール「Messenger」が利用できる
Facebookユーザー同士がリアルタイムでメッセージのやりとりを便利に行えるMessengerは、フィリピン国内で5515万人の人々が利用しています。
Facebookと連動するサービスであるため、ユーザー数も非常に多く、総人口で見ると、全体の49.3%にあたる数字です。
またフィリピンでは、日本以上に家族や友人とのつながりを大切にする文化があります。
そのため、Messengerは家族や友人と連絡を取り合うための重要なツールとして利用されています。
特に、フィリピンには海外で働く人(OFW)が多く、Messengerを介して家族や友人と連絡を取り合っています。
④写真や思い出を残すことができる
Facebookは思い出に撮りためた写真をアルバムにして見返すことができます。
フィリピンの一部の人々はお金が限られているため、高性能なスマートフォンを持つ余裕がないためFacebookのアルバムを利用して、大切な瞬間を保存し、友達や家族と共有しています。
またフィリピンの携帯のデータプランにはFacebook用のプランが用意されているため、いかにフィリピン人たちの生活の中にFacebookが重要かということが分かります。
まとめ
今回はFacebookがフィリピンで人気の理由をご紹介しました。
多い人だとFacebookのアカウントを複数持つそうで、一時期フィリピンはFacebookの普及率が100%を超えているなんて噂もありました。
今後フィリピンに来られる方や、フィリピンでの生活を考えている方はFacebookを有効活用して、現地の人との仲を深めて頂ければと思います。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

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