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初級者向けリスニング上達のための究極の方法


リスニングに対する訓練方法については、これまでもいくつかご紹介してきましたが、今回これまでの反省もふまえて特に「初級者レベル」の人にとってうってつけの、まさしく究極の方法をご紹介したいと思います。


リスニング力の重要性


リスニング1


リスニングとスピーキングのどちらが重要か? 或いは、どちらを先にマスターすれば良いのか? という事が時々議論されることがありますよね?


まあ、どちらも同時にマスター出来れば一番良いのでしょうが・・・。


他の記事の中でも書いている通り、英語学習において日本人に一番不足しているのは、実際に口に出して英語を話す、つまりスピーキングのことなのですが、


今、実際に外国の人と一対一で会話しているところ(ビジネス上ではなく)を想像してみて下さい。


もし相手の言っていることが理解出来れば、ボディーランゲージや知っている単語を並べれば自分の言いたい事をなんとか伝えることは出来ると思いますが、


もし相手の言っていることが分からなければ、返事をするどころか会話自体がなりたちませんよね?


相手の言っていることが分からないなら、「Pardon?」と何度も聞き返せばよい・・・という人もいるかもしれませんが、単語力やリスニング力がある程度なければ何度聞いたとしても、結局は理解することは出来ませんからね!


リスニングの訓練は自分のレベルにあったものでなければ意味がない!


リスニング2


ところで、以前私が行ったリスニング訓練を途中でやめてしまった原因をいろいろと考えていたのですが、

・仕事が忙しくて時間が取れなかった

・同じシーンを見すぎたせいで飽きてしまった

などが考えられますが、結局はどれも言い訳にすぎません!


要は「何度見ても面白くて飽きないドラマ」であったとしても、現状の自分のリスニングレベルに合っていなかったために、徐々に苦痛を感じてしまう結果となってしまったから。


つまり、はっきり言って「嫌になってしまった!」という事です。


リスニング教材として選んだドラマが自分のレベルに合ったものであれば、それを何度も繰り返し見ることでリスニングのレベルは間違いなくアップするはずですが、私自身がトライした「LOSTシーズン 6」は私のリスニングレベルには合っていなかったようでした。


参考 → 私の海外ドラマ勉強法


まずは現状の自分のリスニングレベルを把握する



リスニングの訓練を行うにあたって、自分のレベルに合ったものを選ぶためには、まず自分自身の現状のリスニングレベルを知る必要があります。


では、どうやって自分のリスニングレベルを把握すれば良いのでしょうか?


これまでは、海外ドラマを選ぶ際の条件として以下のものをお勧めしていました。

・日常生活を描いたもの(一般家庭で話される日常会話が中心)

・スラングや効果音が大きすぎる戦争・ギャング物は避ける

・専門用語が多い医療系のドラマは避ける


上の条件は決して間違いではないのですが、これらの条件にプラスして

現状の自分のリスニングレベルに合ったもの

でなければならないという事なのです。


更に、映像だけである程度会話の内容が想像できるようなものが理想的です。


ある出来事について、ず〜〜〜っと会話しているようなものは避けるべきです!


また、リスニング教材として使用するものとして、これまでは「海外ドラマ」を念頭において選ぶようにしていたのですが、私のような初心者レベルの人間のとっては、ここがまず間違っていたのです!


自分のリスニングレベルを把握する具体的な方法


ドラマの字幕


*字幕を見たらほぼ意味が分かるものを選ぶ!


前に書いた条件「一般家庭で話される日常会話が中心」などに合致していたとしても、そのドラマの中で話されている会話が全く理解出来ないものであった場合は、たとえ何百回観たとしても、音としてははっきり聞き取れるようになっても、ただそれだけの事になってしまうのです。


会話が聞き取れた=意味が分かった


とならなければ、耳が慣れただけでリスニング力がアップしたことにはならないのです!


ではまず以下のスクリプトを見て下さい。

You religious, scofield?

Never thought about it.

Good. The Ten Commandments don't mean piss here.

We got two commandments.

The first is you've got nothing coming.

What's the second?

See commandment number one.

Gotcha.


これは、プリズン・ブレイクのドラマの中で、マイケルが刑務所へ入所した時の看守とのやり取りの一部です。


ほんの一例ですが、上の字幕を一度読んでスラスラと意味が分かる人であれば、このドラマをリスニング用として使用することが出来るという事です。(実際はもっと数多くの会話の場面の字幕を見て判断する)


逆に、ほとんど意味が分からない人がこのドラマを使ってリスニングの練習をいくら行っても、音としては認識できるようになったとしても、意味が分からなければ聞き取れた事にはなりません。


知らない単語を一つ一つ調べて覚え、更に文章の意味を調べて覚える作業をやりながら、並行してリスニングの練習をやっても良いのかもしれませんが、かなりの時間と忍耐力が必要となりますから、途中で挫折するのは目に見えています!


では、どうすれば良いのか?


それでは次に、以下のスクリプトを見て下さい。

What surprise is waiting in this pool?

There's nothing special in this one.

There's always something, Peppa. Look closer.

Oo, there is something.

Yes, it's a...crab! Ah!

The crab is pinching Grandpa Pig's finger.

Ouch!


ちょっと易し過ぎましたか?


単語を1つ2つ忘れていたとしても、ちょっと調べて思い出したらすぐに覚えてしまう程度のものだと思います。


もしこれでもほとんど理解出来ないようであれば、中学生レベルの単語や文章を覚えなおす必要があるでしょう。


ちなみにこのスクリプトの動画は以下のものです。



「こんな小さな子供が見るような動画を例に挙げるなんてバカにしてるのか!!!」


と怒られてしまうかもしれませんが、これこそがリスニング用の教材を選ぶ際に検討しなければならないものなのです!


これこそがまさに「映像だけである程度会話の内容が想像できるもの」という事なのです!


これまで私自身も含めてリスニング教材を検討する際、「海外ドラマ」を主な選択肢のうちの一つとして考えていなかったでしょうか?


つまり、私のような初心者レベル(日常生活ではほとんど英語の会話を耳にしないような人を含む)の人間が、いくら易しそうな海外ドラマを見つけられたとしても、それらが自分のリスニングレベルより高いものであった場合は、どんなに長時間聞いたとしても、知らない単語・スラング・センテンスなどを覚えて一つ一つの文章を理解することを並行してやっていかなければ、ほとんど無意味だという事です。


海外ドラマを使ったリスニング訓練を全否定するつもりはありませんが、少なくとも初心者レベルの人が行った場合は、ほとんど成果は得られないと思います。


つまり、「英語を読めば意味は分かるが、音を聞いただけだは理解出来ない」というレベルのものが、リスニングの訓練をするのに最適な教材だという事なのです。


また、海外ドラマを使ったリスニング訓練が有効なのは、すでにある程度の高いレベルのリスニング力を持っている人に対してのみという事になります。


リスニングの練習にアニメを活用する


前に示した動画「Peppa Pig」があまりにも易しすぎるという場合は、アニメを使ったリスニングも効果的です。


現在、ちょうど幼児向けの英語教材について調べているところなので、その中から一つご紹介します。


それは、見たことがない人でもタイトルくらいはみんな知っている「となりのトトロ」という作品です。



あるブログで、この作品の中に出てくる単語数について分析し、非常に少ない単語で構成されているという事だったので、私自身も実際に確認してみました。


まず、実際にネット上から英語版のscriptをダウンロードし、「英単語カウンター」というページで確認した結果は以下の通りでした。

総単語数:4,933語

その中から重複分を除いた単語数:897個


更にこの897個の単語から「you」、「and」、「come」など誰でも知っているような単語を除いてみると残ったのはわずか168個でした。


つまり重複分を除いた総単語数897語のうち729個(897個−168個)約80%については、日本人なら誰でも知っている単語で構成されているという事です。


という事は「となりのトトロ」英語版を字幕なしで見ても、ほとんどの人がその80%を理解出来ると思われるのですが、実際は全く違います!


その理由は、文字を見れば理解できる程度のものであっても、リスニング力が伴っていなければ、聞いただけでは理解することは出来ないからです!


ここでまさにリスニングに対するトレーニングが必要となってくるわけです!


ちなみに前述した幼児向け英語教育用動画「Peppa Pig - Flying A Kite 5分10秒の動画」を分析してみたところ、

総単語数:408語

重複分を除いた単語数:147個


この中で私が知らなかった単語、忘れてしまっていた単語は以下の5個でした。

muddy, puddle, hurrah, mud, whoa


つまり、147個の単語のうち142個(96.5%)は理解出来るはずなのですが、「となりのトトロ」の場合と同様に実際に理解出来たのは70%程度でしょうか?


ディクテーション(聞き取ったものを書き出していく方法)でも正解率は約60%程度でした。


その理由としては、

1.文章として発音されたときに聞き取れないものがあった。

2.イギリス英語特有の発音で聞き取れない個所があった。

という事が考えられます。


*ここで、このような教材を使ってリスニングの訓練を行うことで、自分のリスニング力をアップさせることが出来るというわけです!


リスニング上達のための究極の方法 まとめ


リスニング まとめ


最後に今回のまとめとして、リスニング上達のための手順を以下に列記しておきます。


1.自分のリスニングレベルを把握する

具体的には、字幕を見ればほぼ意味が分かるのはどのレベルのものかを見極める


2.自分のリスニングレベルに合ったものを教材として使用する

自分のリスニングレベルが把握出来たら、そのレベルに合った教材を探しましょう。


教材を決める際のポイント

a)現状の自分のリスニングレベルに合ったもの

b)日常生活を描いたもの(一般家庭で話される日常会話が中心)

c)スラングや効果音が大きすぎる戦争・ギャング物は避ける

d)専門用語が多い医療系のドラマは避ける

e)アニメや幼児・子供向けYouTube動画についても積極的に探す


3.教材が決まったらディクテーションなども取り入れてひたすら見続ける

まずは、英語を読めば意味がほぼ理解できるものを使ってリスニングの練習をスタートし、耳が慣れてきたら教材のほうも少しずつレベルアップするようにしていきましょう。


 

【関連ページ】

「ディクテーション」を行う際の具体的な練習方法

海外ドラマを利用した英語勉強法とは?


 

 


 

 

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