就職時にはどの程度の英会話レベルが必要か?

就職時にはどの程度の英会話レベルを習得しておけば有利となるのでしょうか?

 

就職に必要な英会話といっても、就職先の業種や業務内容によって英会話の必要性は大きく変わってきます。

 

業種や職種で全く違う英語力の必要性!

たとえ英検 1級の資格をもっていたとしても、英語とは無縁の会社に就職するのであれば、面接時に 「ほ~!」 っと感心される程度で後は資格手当てをもらえるわけでもなく、ほとんど無意味と言っても過言ではないでしょう。

 

反対に外資系企業や航空会社、海外勤務などへの就職を希望する場合は、TOEIC450点以上、英検2級以上といったものまで求人時の条件になっていますので、その基準をクリアーしておく事が最低条件となるわけです。

 

大手企業は英語関係の資格を持っていたほうが有利!

英語を専門的に使う必要のない会社の場合であっても、名の知れた会社への就職を希望しているのであれば、一例としてTOEICなら 600点以上、英検であれば 2級以上を目標に定め、学習するようにしてはいかがでしょうか?

 

社内の公用語を英語にするとして話題となった企業

2010年に楽天の社長である三木谷氏が。社内の公用語を英語にすると打ち出してから約2年間の移行期間を経て2012年7月より正式に移行されました。

 

その間、社員のTOEICスコアは平均で200点以上向上し、約60%の人が800点以上となったそうです。

 

楽天以外にもユニクロや当初は社内公用語を英語にする事を一笑に付していたホンダまでもが、英語の公用語化を打ち出している。

 

今後は、グローバル企業の英語公用語化がますます加速していくものと思われるため、そのような企業への就職を希望する人は、TOEICのスコアアップだけではなく、英語でディスカッションが出来るなどの更なる会話力が求められるようになるものと思われます。

 

有名企業が求める英語力(TOEICスコア)

では有名な大手企業は、具体的にどの程度の英語力(TOEICスコア)を要求しているのでしょうか?

 

各企業が公表しているもの(部署により異なる場合あり)を一部挙げておきますので、参考にしてみてください。

 

・サムスン(韓国企業) 採用基準:900点以上 課長クラス:920点以上

・松下電器産業 900点以上

・野村ホールディングス 採用基準:860点以上

・NTTコミュニケーションズ 採用基準:850点以上

 

いずれにしても、これから一流企業への就職を希望している人たちにとっては、TOEICでハイスコアを取得していることが必須条件となりつつあるという事でしょうか。

 

 

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